習慣のお陰様

今日は小学1年生だった時の話をしようと思います。

 

当時通っていた小学校は自宅から3㎞くらい離れていて、子供の足ではとても遠く感じる道のり。

 

入学当初は、学校の行き帰りだけでぐったりでした。

 

ですが習慣とは凄いですね

 

1か月も経つと慣れてきて、寄り道ができるくらいの体力もついていました。

 

うまが合った楽しい帰り道

当時自宅が同じ方向だったSちゃんと一緒に帰ったある日のこと。

 

何を話したかは全く覚えていませんが

 

帰り道に生えている雑草や花を二人で摘んだり、追いかけっこをしたりして楽しく帰っていました。

 

普段あまり一緒に帰らないSちゃんでしたが、うまが合って凄く楽しかったのを覚えています。

 

ただ遊んでいただけなのに・・・

そのうちに時間を忘れてしまい夕方になっていることには全然気づかず

 

相変わらず道草に夢中になっていると

 

スクーターに乗った父が怒った表情でこちらに向かってきました。

 

なんだろう?と不思議に思っていると

 

「遅いぞ!なんでここにいるんだ!」と大きな声で怒られました。

 

何で怒られているのか、まったく理解ができなくて

 

ただ怒られたことに驚き泣いてしまいました。

 

その日のSちゃんの記憶はここまでしかないのですが

 

恐らくSちゃん家でも帰りが遅いと心配し、何かしらあったのではないかと思います。

 

今だから分かること

お互いの親が何を話したのか今となっては定かではありませんが

 

何故かその日からSちゃんとは一緒に帰らなくなりました。

 

親は誘拐か?道に迷ったのか?など

 

色々と心配し怒ったのだと理解できるし、親になった今その気持ちもとても分かります。

 

特にもこのご時世、同じ状況になったら私も大きな声で子供を叱るかもしれません。

 

子供の在り方から学ぶ

そして自分の子供を叱った後、よくこの出来事を思い出すようにもなり

 

子供の在るがままを理解できているかな?とも思うようになりました。

 

子供は今にしか居ないから、先のことを考えずやりたいことをやり 在るがまま です。

 

当時の私もただ楽しくて、寄り道をしてしまったのでしょう。

 

危険が伴ったり、他の人に迷惑をかけないことであれば

 

子供の素直な気持ちを一人の人間として尊重したいと思いますし

 

月並みな言葉ですが、逆に子供の 在り方 に学ぶことが多くて

 

日々教えてもらうことばかりです。

 

概して子供は親を助けに生まれてくると言ったりしますが、本当にそう思いますし

 

子育てとは自分育てでもあり、子供と一緒に学びながら体験をしている感じがしています。

 

その体験を通して判断することなく中庸な目線で

 

子供の、家族の、人の、そして自分の 在るがまま を大切にしていきたいと思います。

 

 

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